(株)エアージャパン様

(株)エアージャパン様では、「心のバリアフリー」分野をどのように航空機内

のサービスに導入すべきかをご検討された結果、外部の民間資格を付加

するのではなく、同社の定評あるサービスマインドとスキルを基礎としたプロ

グラムにより、新たにこの分野に関する社内資格を創設し、制度化すること

により、継続して社員が自社内で学習できる仕組み作りを選択され、プロジ

ェクトを発足されました。

 

その企画段階から私どもチームi はお手伝いを開始し、まずは機内環境を

想定した 「共感的サービス」プログラムを作成いたしました。また、仕組み

作り開始に当っては、社内インストラクター養成特別プログラムと、明日か

らのサービスにすぐ活かせるよう同社客室乗務員の皆様全員を対象とした

プログラムに分けてスタートすることとしました。

 

平成19年1月から3月にかけて、第一期インストラクター養成に向けた準備

講座を開き、この講座を受講された皆様を同社では同プロジェクトのサポー

ターと位置づけられ、同年6月から7月にかけて行なわれた全員対象の研修

はこのサポーターの皆様にアシストしていただきました。

 

現在は、新入生(といっても、同社に入社される方達は他社で乗務の経験を

お持ちのスキルの高い皆様ばかりですが)の入社時教育の一環として、全員

対象プログラムを受講していただいております。

更に年度内に社内資格とするスカイアシストパートナー(仮称)及びそのイン

ストラクター認定への取り組みも、着々と進められています。

 

エアージャパンの皆様の積極的な研修姿勢は、必ずや多くのお客様の共感

を得ることと思います。 (平成19年12月10日 鴨志田)

 

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      プロジェクトを推進する客室部課長の近藤様とサポーターの皆様

      です。

 

 

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        明るく元気なサポーターの皆様です。

 

(株)エアージャパン様からのメッセージ

株式会社エアージャパン客室部課長の近藤様とチーフの穀野様より、次の
ようなメッセージを頂きましたのでご紹介いたします。

 

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スターアライアンスネットワークの拡充で、当社エアージャパンにも、様々な
国籍のお客様がご搭乗される機会が増え、お客様のニーズも多様化して
まいりました。

エアージャパンでは、機内サービスの基礎訓練終了後に全客室乗務員を
対象にアイ・コミューズさんの「バリアフリー(共感)セミナー」を受講します。

このセミナーによって、 @心のバリアフリーとは? A共感と適切な援助
の必要性 B高齢社会、共生社会を迎え機内サービスをどの様に充実さ
せるべきか?を学びます。

このセミナーでは、お客様の気持ちに立って考え想像力をフルに働かせ
るとはどのようなことか、また、共感力に長けた行動とは? という難題を、
違った視点から考える事が出来ます。

聖書の中に「旅人をもてなす」の意味で「ホスピタリティー」=「自分と同じ
ように旅人も愛せよ」とありますが、お客様との出会いに感謝しつつ、
お客様に適切なお手伝いをして差し上げて喜んでいただき、その喜びを

共に分かち合えるのは、まさに「共感力」があってこそと言えるのでは

ないでしょうか。

ご搭乗されるお客様に適切なサポートをとおして、夢と感動をお届け出来
るのなら、客室乗務員冥利に尽きるというものです・・・

その無形で素敵な目標実現の為に、日々研鑽を積み重ねてまいります。
エアージャパン客室乗務員一同、皆様と機内でお目にかかれる日を楽し
みにしております。   

       《平成19年12月 (株)エアージャパン客室部 近藤、穀野》

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共感のサービス上級課程修了の皆様

平成20年2月7日から8日にかけて、この1年間研鑽を積んできた8名の

客室乗務員の皆様が当社の共感のサービス上級課程を受講し、知識と

実技両面の審査を優れた成績で合格・修了されました。

 

プロジェクトをリードしてきた担当課長の

近藤様、お疲れ様でございました。 修了証@.JPG

 

そして、この修了により、今後同社の

客室部門において「心のバリアフリー」

分野でインストラクターとしての役割り

を担うことになる、

金森様、初治様、岸本様、神山様、

江口様、穀野様、竹内様、久古様、

おめでとうございました。

ますますのご研鑽とご活躍を心から

お祈り申し上げます。

上級課程修了の皆様からの声

上級課程を修了された皆様が、共感のサービスと

機内サービスに関してお感じになっているところを

紹介させていただきます。

 

【 金森様 】

機内の座席に装着しているテレビのコントローラーheader_left.gif

の使用方法について、ご高齢のお客様から尋ね

られることが多くなっています。

説明書を読まずに最小限必要な操作方法のみを

お尋ねになるお客様がいる一方で、説明書を読み

ながら実際に自分で得心のいく操作をしたいがため

にお尋ねになるお客様もいます。


後者のようなお客様の場合、説明に時間はかかる

ことになりますが、疑問点を理解して頂いた後に、

ご自身でテレビの操作を楽しんでいるお姿に接す

ると、お客様の一人一人の心理をくみとって応対しindex_main_07.gif

ようと努力することが「共感」につながるのだと感じ

ます。


【 初治様 】

共感のサービス研修以降、自信と敬意を持って

お体に障害を持つお客様に接することができる

ようになったと感じています。

目線の高さを合わせて正面からご挨拶すること。

車椅子のお客様の足をフットレストから下ろす

とき、上からつかむのではなく下から支えること。

手をとる際も必ず下から支えること。とても基本

的なことですが、大切にしています。お客様へ

敬意を伝える最も基本的で大切な方法だと思っ

ています。


【 岸本様 】

ご高齢のお客様、お体に障害のあるお客様への

お手伝いにはいつも戸惑いがありました。共感の

サービスを受講してから、今までは「大丈夫です

か?」と自信無げにお手伝いを申し出ていました

が、今では「お手伝いしましょうか?」と自信を持っ

て声かけが出来るようになり、お手伝いに身を委

ねて頂けることが多くなったと感じています。


また、お手伝いに来て下さった地上係員の方や、

車椅子の操作もフォローできるようになりました。


【 神山様 】

機内でも車椅子を必要とされる男性のお客様が

お一人でご搭乗の折、トイレをご利用の際に、

車椅子への移乗、トイレまでのご案内、再びお席AJXship.jpg

まで戻られるところまで、車椅子介助の基礎知識

に沿ってお手伝いをすることができました。

お客様からはお礼を言って頂けましたが、期待値

に沿えたかどうかまだ自信はありません。

「同情」からではなく、「共感」の姿勢で、「お客様

に必要なサポートを適切にご提供する」姿勢に徹

して、冷静に心理的な距離を取れるようになって

きたと感じています。


【 江口様 】

ご高齢のお客様やお手伝いを必要とされるお客

様がご搭乗の際に、私のみならず、私の班員も

自信を持って応対することができるようになりま

した。

これまではどの様に応対したら良いのかわから

ず、お客様の意に沿う応対が出来ていなかった

ことに気付かされました。


この「共感」のセミナーを受講し、客観的な知識

を持ち、適切な心理的距離をとりながら、お客様

がお求めになるお手伝いをする事が出来るよう

になったと感じています。


【 穀野様 】

共感のセミナーを受講する前は、お体に障害がAJX SHIP.jpg

あるお客様をお迎えすると、まず「行動が制約

されてご不便でとてもお辛そう」と感じてしまう事

が常でした。

受講してからは、「共感」の姿勢で、「お客様の

良いようにご協力させて頂こう」と思えるように

なり、応対に自ら臆してしまうということがなくな

ってきました。


お客様の障害の態様により、機内でのご本人

の行動(化粧室を利用なさる時期、到着までの

過ごし方、飲み物の量など)がスムーズになる

よう、揺れの情報、到着までの時間等をより

適切に予めご案内することができるようになっ

てきました。


【 竹内様 】

今まで自分が良いと思ってしていたお手伝いが、

必ずしも適切ではなかったことに気付かされま

した。

お客様の様々な気持や、色々な症状に接する _D2X0245-500.jpg

中で、勝手に決めつけてご提供する押し付けが

ましいサービスほど不快なものは無いと思いま

す。


何から何までして差し上げようと考えることより

も、大切なことがあります。

見守り、そしてお客様の望む共感のサービスを

これからも心がけたいと思います。


【 久古様 】

受講以前も以後も変わらず、お手伝いの必要

なお客様は搭乗されます。

かつては、『察してお手伝いする』ことがさりげ

なくて自然なお手伝いだと思い込んでいました

が、まずお客様にとって必要なお手伝いは何か

ということを『伺う』ということの大切さを痛感しま

した。

自分本位で自己満足的なお手伝いは「同情」で header_left.gif

ある、ということにセミナーを通じて気付きました。

介助・お手伝いの基本はまずその方のご希望を

伺うことから、という事を念頭に置いて機内でも

様々なお客様のお手伝いが出来るようになった

と感じています。