詳細:アイメイト協会さんのこと

補助犬ポスター朝日新聞の4月26日土曜別冊版「be on Saturday」に、聖路加国際病院理事長の日野原重明氏が、「国際盲導犬の日」に寄せて、と題して、身体障害者補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)と補助犬の育成を支える活動を紹介する記事が掲載されていました。

その中で、日本で一番早く盲導犬の育成を始めた「アイメイト協会」と、その国産第一号の盲導犬「チャンピイ」について言及されていました。

今月にはそのチャンピイから数えて実に1,035組目のペアが同協会を巣立っています。これは世界に約85あるとされる盲導犬協会の中でも有数の実績といわれています。

同協会に関しては、昨年9月17日に、皇后様が黒田清子さん(紀宮さま)とともに、東京・赤坂のサントリーホールで開かれた盲導犬育成のための「第25回アイメイト(盲導犬)チャリティコンサート」を鑑賞されている心温まるニュースで皆様もご記憶かと思います。

アイメイト協会 ロゴちなみに、同協会では、盲導犬をアイメイトと呼んで います。「アイメイト」とは「私の愛する目の仲間」。
視覚障害者(I=わたし)が自立するための目(EYE)の伴侶(メイト)、普通の社会生活ができるように手助けする、愛(LOVE)する仲間(メイト)というような意味を こめて、「アイメイト」と呼んでいるそうです。
人と犬との信頼関係を表す素晴らしい呼称だと思います。

盲導犬「アイメイト協会」さんには、私が航空系のNPO法人をお手伝いしていた頃に知人の紹介をうけ、空港で心のバリアフリーセミナーを開催する折に、塩屋理事長の講演と盲導犬との歩行デモンストレーションをお願いして以来、何かとご相談させていただいております。

私どものセミナーでも身体障害者補助犬の説明を加えておりますが、同協会の事業が紹介されているDVD「アイメイトと光を感じて」を視聴するコーナーでは、多くの受講者が感動とともにアイメイト(盲導犬)への理解を深めることになります。

盲導犬交差点で横断歩道を渡るときには、信号の色はアイメイトにはわからないので、人の動きや車の通過する音などを視覚障害者が察知して、その判断をアイメイトに伝えて横断している事情がわかりますと、私達にできるお手伝いへの理解も深まります。

皆さんも一度アイメイト協会のホームページを訪れてみては如何でしょうか。

塩屋理事長のお嬢様の未来(みき)さんがスタッフに加わって、ホームページも装いが新たになり、歩行指導員の皆さんのご紹介コーナーもあります。
塩屋理事長の明確なご方針のもとに、視覚障害者の安全で自由な移動の実現に対する献身的な姿勢を維持するアイメイト協会さんの活動を知っていただければ幸いです。

アイメイト協会さん
アイメイト後援会さん

(平成20年4月26日:鴨志田)

お気軽にお問合せください!

お問合せ・ご相談

チームi
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県ほか、全国各地に伺います。
プロフィール
プロフィール画像
代表プロフィールはこちら

連絡先 お問合せフォーム